つりたま

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つりたま

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つりたま

 

 

つりたまは貯蔵性に優れる中晩生の黄タマネギで、
株式会社アサヒ農園から販売されている品種名です。

 

トウ立ち、分球が特に少なく育てやすい品種です。
つりたまの特徴や栽培のコツをご紹介します。

 

 

[つりたま]アサヒ交配

 

 

■つりたまの特徴

 

・5月中下旬から収穫できる
つりたまは暖地で5月中下旬から収穫できる中生~中晩生種です。
中間地では6月上旬から収穫ができます。

冷涼地はやや栽培が難しくなりますが、6月中下旬以降に収穫ができます。
基本は9月に種をまく秋まき栽培が適しています。

 

 

 

 

・初期生育が緩やか
育苗期間の生育が緩やかなので、
苗の大きさを揃えることが容易です。
初期成育が緩やかな品種の一つです。

 

・トウ立ち、分球の心配が少ない
つりたまは苗の大きさを揃えることができるので大苗になりにくく、
また、品種の特徴としてトウ立ちや分球の心配が少ないです。
そのため、特に栽培の注意点が少ないので育てやすいです。

 

・大玉に揃う
大きさは330g~350gの大玉サイズになります。
形は甲高形で、大きさ、形ともに特に揃いが良いです。

 

・貯蔵性に優れ、2月末まで貯蔵可能
つりたまは貯蔵性が良く、2月末まで貯蔵可能です。
吊り玉貯蔵にするとより長く貯蔵でき、3月末まで貯蔵ができます。
芽が出るのが遅いので、貯蔵性に優れる品種です。

 

 

 

 

■つりたまの栽培のコツ

 

・育苗期間は50日~60日
つりたまの種まきは9月中旬前後に行います。
適期に行うようにし、栽培地の気候に合わせます。

 

種まきをしてから50日~60日後、植え付けをします。
初期成育が緩やかなので、早まき、遅まきに注意します。

 

・追肥
追肥は2回~3回行います。
1回目は植え付けて2週間後。
その後は越冬後に行います。

2回目は2月下旬から3月上旬まで、
3回目は3月下旬頃に行います。

 

追肥は忘れないようにしっかりと行い、
止め肥は4月上旬とし、それ以降肥料を与えないようにします。

 

・収穫
つりたまの収穫は倒伏してから行います。
全体の8割程度が倒伏したら収穫時期です。
目安は5月中下旬です。

 

収穫したらよく乾燥させます。
吊り玉にして貯蔵をすると長く貯蔵することができます。

 

■参考
・タマネギ 苗の作り方
・タマネギ 苗の販売
・タマネギ 苗の植え方
・ホームタマネギの栽培
・タマネギ 肥料



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タマネギ 品種

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